まめるも見聞録

京都での休日ダイアリー。略してまめけん♡

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絵本だいすき

お題「大好きな絵本は何ですか?」

小さかったころ、絵本作家になりたかった。

 

画用紙を折り曲げて、たくさん絵本を作った。

今では到底描くことのできないイラストとシナリオ。

こどもって、すごい!

 

母は、私の好きな本を繰り返し何回でも読んでくれた。

そして、絵画教室や全国各地のワークショップに連れて行ってくれた。

 

荒井良二さん、スズキコージさん、もーやん(元永定正さん)をはじめ、作家さんたちにお会いして、”ほんもの”と触れ合った。レジェンドの目の奥の優しさや美しさに包まれた感覚が今でも残っている。

 

絵本の世界が、私の心にもたらしたものは大きかった。

発想を自由にしてくれる。

 

渡辺茂夫さんの言葉「実在しない生き物が子どもの心に椅子を作り、それらが去った後に実在する大切な人を座らせることができる」

この言葉に出会えて、よかった。

 

思えば、5歳のときに観た映画「ポーラー・エクスプレス」は、心の椅子の代表格。

私は、中学2年生までサンタクロースを信じていた。

 

心のぬくもりは、これからもずっと続く。

何度読み返しても、いつ見返しても、私の心を「わくわく」に連れて行ってくれる。

 

そらとぶおうち

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こんなにインパクトのある絵は見たことがない。

絶対に真似できない。

ほんとうに素晴らしい、絵も内容構成も。

ひろみの描いた市場の魚は、全て同じかたち。

 

トイレとっきゅう

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読み手の力量が試される作品。

こどもの大好物。

大人になった今でも大好き。(笑)

 

びっくりビック

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抹茶ソフトクリームを食べるたびに、思い出す。

もしかしてこれ「蛇」じゃないよね、って。

やせ細ったビックが牢屋を抜けるところに、謎にロマンを感じていた。

 

何回か、ヒックの住んでいる家が夢に出てきたことある。

しゃっくりといえば、ヒック。

 

みんな みて みて 

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「夕焼け = 火事」の方程式が出来上がった一冊。

ちゅうすけに出会ってからは、道を歩くときに側溝を見るようになって、誰かが声を出していないか気にしている。

当時は言葉にできなかったけれど、毎回読み終わった後に「余韻」があったのを覚えている。

おとなになった今、改めて読むと、より深い味わいがあるかもしれない。

 

へんてこもりにいこうよ

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まるぼ、ぼさこう、うるりんぞ。あなたは、誰推し?

 

わたしも、森へ行って、みんなと会いたい。

今でも、探している。ぼさこうのお茶を飲みたい。

 

たかどのほうこさん大好き。

「まあちゃんのながいかみ」や「みどりいろのたね」など。

愉快で明るい気持ちになれる。

 

にんじんのあかえちゃん

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もーもこさんが、お見舞いのクッキーを食べ尽くしてしまう波乱の展開。

そして、私の母親による怒涛のもーもこさんモノマネ。

 

私史上一番のツボで、母親にそこばかり何度も読ませていた。(ありがとう。)

 

何がそんなに面白かったのかなぁ(笑)

今でも、牛を見ると、もーもこさんを思い出す。